こんにちは。ゆう兄です。
この度は、美味しいれんこんを作る為の植付けの仕方を紹介しようと思います。
ちなみに、美味しいレンコンの見分け方は別の記事で紹介しています。
よろしければ、そちらもご覧になって下さいね。

植付け方法は3種類

・植付け
種レンコンを掘り取り、決まった間隔で土の中に植えていく。
・筋掘り
収穫の際に、1m幅の筋だけ掘らずに残して収穫していく。(4m幅でくり抜いていく)
・2年掘り
収穫しないで、そのまま置いておく。

大きく、この3種類の植付け方法があります。
では、どう使い分けたら美味しいレンコンが作れるのか紹介していきますね。

出荷や収穫の計画に合わせて植付けをする

出荷時期に合わせて植付け方法を変えていきます。
植付け方法を、早く収穫できる順に並べますと
2年掘り→筋掘り→植付け
となります。

具体的に述べると、
早い成長の2年掘りレンコンは夏に出荷。
筋掘りのレンコンは年内に出荷。
遅出来になる植付けのレンコンは年明けから4月末まで出荷と植付け方法を出荷の計画に合わせる必要があります。

僕の場合でいうと、
7月中旬から収穫する順番に並べると、
2年掘り→小トンネル(ビニール)→芙蓉の植え付け→金澄みの2年掘り→筋掘り→植付け
このように収穫の計画を立て、収穫が途切れないように。
更に、常に味が落ちないように工夫をしています。

レンコンは、収穫が遅れるとどんどん味が落ちていく

美味しいれんこん

このように穴が真っ白なレンコンを栽培して収穫する為に、一工夫必要になります。

レンコンは、田んぼの土(泥)の中で一度レンコンが成長が完成すると、もしくは温度が寒くなると成長をやめ、
次の春が来るまで、土の中で根で養分を吸い、レンコンの下の節から養分を吸い土の中で美味しい状態でじっとしています。

しかし、早く成長が完成したレンコンは長く食味を維持する事は難しく、
基本的には早めに収穫して食べないと味が落ちてしまいます。

僕の場合170a面積がありますが、
2年掘りは1、2週間くらいで収穫出来るくらいに少めに、約半分を植付けをしています。

植付けを計画的に工夫することで、美味しい新レンコンを長めに、
さらに年明けに食味の落ちがちなれんこんですが、
年明けでも、美味しいれんこんを収穫する事ができます。

収穫量の面ではデメリットもある

収穫量は、早出し(新レンコン)は未熟でも収穫していく為、収穫量は減ります。
また、株間も広くして遅く完成させる為に植付け、遅く出来た場合は収穫量は少なめになります。
ただ、味は美味しいレンコンを途切れず出荷することが出来るのです。
僕の場合、食味を優先していますので収穫量におもきを置いていない植付け方法をとっていますね。

2年掘りのメリット・デメリット

2年掘りれんこん

早く収穫出来る、2年掘り。
メリットとしては、とにかく早く収穫出来る。

デメリットは、
・収穫の際に古種(ふるだね)がおおく手間がかかる。
・古種の上に、新レンコンが出来るため皮が汚くなる。
・早く収穫しないと食味が落ちる。皮が汚くなる。肉質が堅くなる。
・2年に1回の収穫の為、面積に余裕の無い人に取っては減収する
・収穫量は減収

筋掘りのメリット・デメリット

筋掘りのレンコン
筋掘りのレンコンの生育
メリット
・筋の間隔の調整によって、収穫を植付けより早く出来る。
・春の植付けの行程を短縮できる。

デメリット
・残している筋の上のレンコンが、皮が汚くなる。(食味も落ちる場合もある)
・植付けより多くの種を残している為、植付けより種の使用効率が悪い

筋掘りをする注意点

筋掘りをしてもいい時期があります。
それは、土の中でレンコンが腐らない時期から筋掘りを初めても良いということです。
温度、生育を見ながら10月前後からの収穫以降筋掘りをすることが出来ます。
それより早いと、土の中でレンコンが腐る可能性があります。

種レンコン植付け方法・メリット・デメリット

種(芽付き)レンコン
レンコンの植付けは、種レンコンを掘る→植付けをしていく
という行程になります。

レンコンの先端と節の間には、芽がありその芽を折らないようにまず掘っていきます。
そして掘りあげた種レンコンを、芽が折れないように植えていきます。

植付けレンコン
種間隔は、金澄1号は4m前後で株間を80cmくらいで植えていきます。
芙蓉は、出荷時期に合わせて3m~4・5m間隔で株間を1・5mで植付けていきます。

メリット
・きれいなレンコンが出来る。
・食味の良い期間が長い。

デメリット
・作業が重労働で大変。
・筋掘りより、収穫が遅れる。

植付け時期

時期は3月中旬から4月末ぐらいまで終わらせる必要があります。

あまり、早く掘って植えると根を剥がしている為腐ってしまうし、
そして、遅く植えると葉っぱ出てきた掘り取り時に折れてしまうので、
掘り取り困難。また、遅く植付けすると収穫量が減収してしまいます。

まとめ

・植付け方法には3種類ある。
・また、植付け方法を工夫すれば収穫期間を早く、長くでき食味も良い物を出荷できる。

昨今、日本のレンコンの収穫量はどんどん減っています。
それは、レンコン農家が高齢化してきていることと、レンコン農家が減ったことに原因があります。
早出し、植付けは重労働の為、高齢者にはなかなか難しい工程になります。
研修や視察に産地に視察に行った際、またスーパーに並んでいるレンコンを見た時、食べた時
こんな、植付けの工夫でも出来ていないレンコン農家が多いように思います。

スーパー等でお手になる際には、
美味しいレンコンの見分け方をみて選んで頂けるとハズレを引くことが減ると思いますので、
ぜひこちらの記事も見て頂けたらと思います。